2019年交通事故死亡者数
2019年の交通事故の死者数が発表されました。
交通事故死者数は3,215人と2018年より317人減少したそうです。
ピークは1970年でこの年の交通事故死者数は、なんと1万6,756人!
2019年の約5.2倍!
1970年の人口は1億372万60人(約620人に1人)
2018年の人口は1億2644万3,180人(約3,592人に1人)(2019年データなし)
約50年で随分と交通事故による死者は減ってきているようですね。
都道府県別では
愛知県が都道府県別での死者数で16年連続ワースト1位だったのですが、今回は2位となったことで地元のニュースでは少し話題になっていましたね。
1位千葉 172人
2位愛知 156人
3位北海道 152人
これを人口10万人当たりの交通事故死者数で見るとワースト1位は
岐阜と栃木の4.21人なのです。
愛知はというと2.07人で
東京0.96、神奈川1.44、大阪1.48、埼玉1.76、福岡1.92についで6位と
人口当たりの死者数は低くなっています。
大都市の方が少ないようですね。平均速度の低さ、道路の整備状況、保有台数、稼働台数などで変わってくるのかもしれません。
ちなみに愛知県の自動車保有台数は(2019年8月)
乗用車421万335台で1位。
貨物車 77万7726台で1位。
人口は755万2873人(2019.10.1)で4位(東京、神奈川、大阪についで)
このように数字をいろいろ調べてみると、愛知県の死亡事故の起こる割合というのは低いのではないかと思われます。
名古屋走りなんて言われ、大阪に次いで評判が悪いのではないかと思ってしまいますが、実は安全な県の部類に入りそうですね。
しかし、「愛知県は安全ですよ!」なんて言っていると事故が増えていきそうですから、「愛知の交通事故による死亡者数はワースト1位、だから気を付けましょう!」って言っておいた方が良いかもしれませんね。
今後、高齢運転者が増えて事故が増えるのではないかという不安要素と、自動車の安全装置の取り付けが義務化されて安全性が増えるという要素のどちらが勝って行くのでしょう。
私は安全装置の価格が下がり、取り付けの標準化が進むのを望んでいます。
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