オーダーメイド・インソールの処方例
前回のブログから、かなり時間が経ってしまいました。
前回は3名の方のSuperglass(インソール)をお伝えして、次回それぞれの特徴をお伝えしますってことでしたので、
今回はそのうちの1つのインソールの特徴をお伝えしたいと思います。
・エブリデイ:フルレングス、ヒールポスト無、ローアーチ仕様

Sさん(80代 男性)
「歩くとすぐに疲れてたくさん歩けない」「足の裏が痛くなる」というお悩みで来院されました。
足を診ると距骨下関節の過回内、3つのアーチの低下(内側縦、外側縦、横アーチ)による偏平足
足底筋委縮、下肢筋力低下などが見られました。
5年ほど他社製インソールを使用しているとのこと。
悩みの原因は、
①他社製インソールのアーチパッドが内側縦アーチ(土踏まず)を圧迫し足底筋に痛みが生じている。
②回内足・偏平足により正しい足の使い方ができていないため疲れやすい。
③ ①②により、歩行頻度
が低下したため筋力低下を招いている。
と思われ、これらを改善するためにSuperglassを処方。
・アーチの低下が激しい偏平足であるのと、足底筋が委縮しているので今回はローアーチの処方をしました。
これは通常よりも内側縦アーチを緩やかにする設定で、土踏まずへの圧迫力を少なくするものです。

(左図:他の患者さんの標準仕様のものと比べるとアーチの角度に約1.5°の差があります。)
・決まった靴を履くのでインソールの出し入れはしないということで、フルレングス仕様にしました。
また、普段履いている靴が非常に柔らかいものだったので、剛性の高い足に良い靴を紹介し、それを購入していただきました。
靴の履き方なども指導した結果、足底の痛みは無くなり、歩行距離も増加、非常に快適という事で3か月後にもう一足
Superglassを購入していただきました。
- 「インソール・SuperGlass 3パターン」前の記事→




