ストレスの筋肉への作用
現代社会における過大なストレスが、人々の心や体に多くの影響を与えています。
ストレスは神経症、うつ病などの精神障害や、心身症からくる自律神経失調症、頭痛、めまい、慢性疼痛(肩こり、腰痛)、胃・十二指腸潰瘍などを引き起こします。
当院へ来院される方の中にもストレスによる疼痛に悩まされている方がおり、
特に首こり、肩こりの方の中に多く見受けられます。
ストレスにより無意識のうちに歯を食いしばったり、肩に力が入っていたりして、首、肩の筋肉が常に収縮し緊張状態となり、筋肉に疲労が蓄積して固くなり肩こり、首コリとなってしまうのです。
このようなストレスによる肩こり、首コリを予防するには、自分にかかっているストレスを理解し、体に余分な力が入っていないか時々気をつけるようにしましょう。
マッサージを受けることで、筋肉が弛緩し副交感神経が優位になり、心身の緊張が取れたリラックスした状態になるので、このようなストレスによる肩こり、首コリにはとても効果があります。
また運動などで筋肉をしっかり使うことで血行が良くなり、筋肉の柔軟性が戻ってきます。ただし、運動にはその前後のストレッチ、準備運動も行うようにしましょう。
- 「臨時休診のお知らせ」前の記事→
- ←次の記事「AEDが新型になりました。」